ギャンブルでよく使われるマーチンという手法は知っている方もいると思います。そのマーチンのルールを逆にしたものが、逆マーチンです。
取引で勝った場合に、次の賭け金が倍になっていくもので、最初の賭け金やペイアウト率が高いほど多くの利益を得ることができます。
さらに最初の賭け金を少なくすることができ、負けた場合も損失をおさえられる・・・。本当にそんな魅力的な手法がバイナリーオプションで使えるのかな? と、ちょっと疑問に思いますよね。
今回は逆マーチンとは何か、バイナリーオプションでの使い方などをご紹介します。
マーチンと逆マーチンの違い
カジノ用語であるマーチン(マーチンゲール)という手法は、負けた時の賭け金を2倍にして、勝ったら終わり。それまで損した分を取り返すことができるというものです。
では逆マーチンとはというと、マーチンのルールを逆にしたものでパーレー法ともいいます。
要するに、勝った時の賭け金を2倍にして負けたら賭け金は最初に戻り、払い戻しは0円になるというルールです。
マーチンと大きく違うところは…
- 損失をおさえることができる
- 勝ち続けることで、短い取引の間に利益を出すことができる
- 少ない賭け金で始めても、大きなリターンの可能性がある
なんとも魅力的な逆マーチンですが、バイナリーオプションでこの手法を使い、本当にそんな大きな利益を出すことが可能なのでしょうか?
バイナリーオプション取引で逆マーチンを使うには?
バイナリーオプション業者は国内と海外がありますが、逆マーチンの手法を使うにはどちらの業者がよいのでしょうか?
結論は、海外のバイナリーオプション業者です。
国内のバイナリーオプション業者は、エントリーできる時間が決められていることや判定時間までが長いことから、取引の回数が少なくなります。また、勝った時の払い戻し金額が1,000円と決まっています。
ということは、毎回のペイアウト率が変動するということなので、なかなか利益が出づらくなりますよね。
一方、海外のバイナリーオプション業者のエントリー時間は、取引時間内であればOKです。判定時間も30秒・60秒・1分・2分・5分・15分など短時間で結果が出るので、上がるか下がるかの予想がしやすい点では、逆マーチンが使いやすいといえます。
また、ペイアウト率も業者によって決まっているので、より倍率のよい海外のバイナリーオプション業者を選ぶことで利益を上げることができます。
逆マーチンのルール
逆マーチンは、取引に勝てば次の賭け金が倍になり、負けたら賭け金は最初に戻って払い戻しは0円になるというルールです。賭け金が少なくても連続して勝つことができれば、どんどん利益が出るものです。
例えば、賭け金1,000円で5回連続で勝つとどうなるでしょうか? ペイアウト率が2.00の場合を見てみます。
1回目: 1,000円 ⇨ ペイアウト: 2,000円 ⇨ 利益: 1,000円
2回目: 2,000円 ⇨ ペイアウト: 4,000円 ⇨ 利益: 2,000円(累計: 3,000円)
3回目: 4,000円 ⇨ ペイアウト: 8,000円 ⇨ 利益: 4,000円(累計: 7,000円)
4回目: 8,000円 ⇨ ペイアウト: 16,000円 ⇨ 利益: 8,000円(累計: 15,000円)
5回目:16,000円 ⇨ ペイアウト: 32,000円 ⇨ 利益: 16,000円(累計: 31,000円)
ここでちょっとお気づきでしょうか? 取引で出た利益を、次の賭け金に投資できるのです。つまり最初の賭け金の損失だけで、勝ち続けられたら利益が出るということです。
5回連続で勝つと最初の賭け金の30倍以上の利益を得られるなんて、すごいですよね。
では負けた時はどうなるでしょうか? 6回目で負けた場合を見てみます。
5回目:16,000円 ⇨ ペイアウト: 32,000円 ⇨ 利益: 16,000円(累計: 31,000円)
6回目:32,000円 ⇨ ペイアウト: 0円 ⇨ 利益:-32,000円(累計: -1,000円)
負けたのでペイアウトは0円、損失は-1,000円となりました。どうしてこんなに少ない損失で済んだのでしょうか?
それは逆マーチンを使うと、勝った時に出る利益を投資して取引できるからです。
では次に、ペイアウト率を1.90として、6回目で負けた場合を見てみます。
1回目: 1,000円 勝ち ⇨ ペイアウト: 1,900円 ⇨ 利益: 900円
2回目: 2,000円 勝ち ⇨ ペイアウト: 3,800円 ⇨ 利益: 1,800円(累計: 2,700円)
3回目: 4,000円 勝ち ⇨ ペイアウト: 7,600円 ⇨ 利益: 3,600円(累計: 6,300円)
4回目: 8,000円 勝ち ⇨ ペイアウト: 15,200円 ⇨ 利益: 7,200円(累計: 13,500円)
5回目:16,000円 勝ち ⇨ ペイアウト: 30,400円 ⇨ 利益: 14,400円(累計: 27,900円)
6回目:32,000円 負け ⇨ ペイアウト: 0円 ⇨ 利益:-32,000円(累計: -4,100円)
賭け金の倍率に対してペイアウト率が低い場合は、負けた時の損失が大きくなります。
負けたら賭け金が2倍になるマーチンの場合、負けた時の利益は当然ありませんから、その分はマイナスになります。勝つまでマイナス分をまかなうだけの資金が必要になります。
一方、逆マーチンは勝つことができれば賭け金が増え、利益になります。次の賭け金に利益と元本を投資すれば、そんなに資金がなくてもできますし、負けた時の損失もおさえることができるのです。
賭け金を増やすときの注意点
ペイアウト率が2.00の場合、最初の賭け金を増やしていくと勝ったときの利益を大きくすることができますし、損失も最初の賭け金のみとなります。
ですが、ペイアウト率が2.00より低い場合に賭け金を増やすときには注意が必要です。
賭け金を増やすことで勝った時の利益は大きくなりますが、負けた時はそれまでの利益に対して次の賭け金が大きいために、損失も大きくなってしまうのです。
安易に大きな利益を求めようとするのは危険です。きちんとした分析結果にもとづいて取引しましょう。
逆マーチンを使うメリットとデメリット
メリット
- 最初の賭け金が少なくても、勝ち続けることができれば大きく稼ぐことができる
- 途中で負けてしまっても、損失は少なく済む
- 取引で勝った利益を次の賭け金に投資できる
デメリット
- 勝ち続けていると、欲が出てしまって止め時を忘れがちになる
- 一回の取引で上限額があるため、ワンクリックで続けてできない
- 負けた時点で利益にならない
逆マーチンを使って勝率を上げるには
当たりかハズレかだけで取引した場合、勝てる確率は50%です。もし5回連続で勝ったとしたら、その勝率は約3%とものすごく低くなります。
これは、あくまでも分析などせずに運まかせで取引を行なった場合なので、連勝の勝率を上げるためにはチャートを分析して確実に勝ちにいきましょう。
そしてペイアウト率が高いバイナリーオプション業者を選ぶことも大切です。
ハイローオーストラリアがおすすめ
バイナリーオプション取引が初めての方や、これから初めようかなと思っている方には、ハイローオーストラリアという海外のバイナリーオプション業者がおすすめです。
その1:取引の画面がとてもシンプルにできている
画面が黒ベースに相場の動きは黄色と対照的な色使いで、とにかく見やすい! 操作方法も、❶通貨ペアの選択 ❷エントリー金額の入力 ❸High/Lowの選択と、非常にわかりやすくできています。
その2:ペイアウト率が高い
ペイアウト率が高いということは、それだけ利益が出やすいということです。バイナリーオプションで稼ぐには、ペイアウト率が高いに越したことはありません。
口座の開設がたった5分でできる
開設フォームに、氏名などの必要事項を入力し、必要書類(免許証・パスポート・マイナンバーカードのいずれか)をアップロードするだけ。必要書類を郵送するなどの面倒なことが無いのは嬉しいですよね。
何度も練習できるデモトレード
クイックデモという取引の練習画面です。しかも、実際の相場と同じ画面で取引の練習ができるので、自分の手法で勝てるのかなど試すことが出来ます。いきなり本番のエントリーは怖いですから、練習ができると安心しますね。
まとめ
- 逆マーチン(パーレー法)とは、取引で勝った時は次の賭け金を2倍、負けたら賭け金は最初に戻り、払い戻しは0円になるルール
- 損失をおさえることができる
- 勝ち続けることで、短い取引の間に利益を得ることができる
- 少ない賭け金で始めて、大きなリターンの可能性がある
- 逆マーチンを使うには、海外のバイナリーオプション業者がおすすめ
- 取引が短時間でもできる
- 短い時間なので、上がるか下がるか予想がしやすい
- 賭け金を大きくする場合は、ペイアウト率も考慮する
- 逆マーチンを使うメリット
- 最初の賭け金が少なくても、大きく稼ぐことが可能
- 途中で負けてしまっても、損失は少なく済む
- 逆マーチンを使うデメリット
- 勝ち続けていると、欲が出てしまって止め時を忘れがちになる
- 一回の取引で上限額があるため、ワンクリックで続けてできない
- 負けた時点で利益にならない
- 逆マーチンを使って勝率を上げるには分析が大切
- ハイローオーストラリアがおすすめ
いかがでしたか?
負けた時に賭け金が倍額になるマーチンとは違い、少ない資金で始められる逆マーチンは初心者でも扱いやすいと思います。
ただし、取引に勝っている間は「もう少し!」と欲が出てしまうものですよね。少ないとはいえ損失はありますから、当てずっぽうではなく自分なりの分析方法を見つけて取引することが大切です。
いきなり本番ではなくシミュレーションをして経験を重ねることで、勝率を上げられますよ。